映画、演劇業界も働き方を再定義する時期にきている

映画、演劇業界だけではないが特に戦後やその後の経済を支えてきた業界、かつて繁栄した時期があった業界は特に顕著にその時期が来ている。

役者、演劇、監督、と自分が関わって来た業界はまさにこの真っ只中にある。

自分も今ベストの方法を模索して試行錯誤している。

一番ベストな働き方を提案してる業界の一つはテック業界だと思う。

自分が福岡に移住したのもスタートアップ精神やテック企業の運営方法を少しでも学びその経験を自分達の業界に反映したいとおもったからだ。

昨年末は福岡市の企画でシリコンバレーのIT企業(google,Autodesk,zendesk,btrax,スタンフォード大学など)を周り、働き方をみて来た。

そこには決まったデスクはなく、社長部屋などの特別感もなく、社長も社員も同等にそれぞれの役割をこなし、勤務時間帯も仕事の進め方もそれぞれのチームで決めるような創造性を育む環境づくりがあり、効率的で流動的に動いている企業の姿があった。

「ミッションを共有して子供のような好奇心と主体性を持って社員が遊ぶように働いている企業」と「上司から言われていやいや働いている受け身の社員が働いている企業」どちらが良い価値提供が出来るか一目瞭然だ。

ただそれを日本で実践しようとした場合、人々の心理的構造、業界の構造、体質など様々なバリアーがあることにも気付き一筋縄ではいかないとも思っている。

その中で自分が思って実践してる事は小さくシステムを変えていくこと。

例えば勤務時間を分ける、適材適所に配置する、在宅で出来ることは在宅でする、チームで教えあう、どんなに仕事が残っても8時間で切り上げる、業務や権限をより細分化する、などなど。やり方はいっぱいある。

感情論で動くのではなく、自然とやる気になってしまうような、またやる気がさらにアップしていくような仕組みづくりが必要で「好きだからやってるんでしょ」とか「だから長時間労働も当たり前だよね」的な感情論的な経営は終わった。

映画業界などは、本来どこの業界よりもクリエイティブでなければならないのだから、作品作り同様に、フルに想像力をつかって今の時代に最適化した、どうやったらやりがいを持って主体的に皆んなが働いてくれるだろう、と言うようなシステムを作っていく必要性があると感じているし本来創造性を持っている人達が集まっているのだから本気になれば出来ると思っている。

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